これまでDRM(ダイレクトマーケティング)11の領域としていたものを15の領域に組み替えました。
実際にはこれ以上に細分化できるのでしょうけど、取り敢えずこの分類が限界かな?と考えました。
いずれにしても、DRMの広範さをお分かりいただけるかと思います。
この図は、DRMを行う際に、何をしなければならないのかが分かる、とても便利なものです。
そこで、この図が示唆することを、3つにまとめてみました。
1. DRMをやる人はひととおりこの領域を知っておいた方がいい
DRMはそれぞれ単独でやるのがとても難しいマーケティングです。例えば、効果測定を担当する人にとってはテスト設計は必須ですし、テストの設計をする以上はSNSなど含むメディアのことやクリエイティブのことも知らないと分析は出来ません。
2. 大きく、戦略(Strategy)、戦術(Tactics)、インフラ(U)と分けたこと
DRMを構成するには、基本的には最低3人いた方がいいということです。それぞれ、担当するべき仕事が分かりやすいように、附番をしました。
インフラはコミュニケーションのインフラ(弊社ではコミフラと呼んでいます)のことを指し、Infrastractureですが、この頭文字Iを与えると1にも見えてしまこと、To Do ListをExcelで作る際に、並べ変えると、戦略(S)や、戦術(T)も前に来てしまうので、(U)の文字を充てました。
3. 業務の流れと関係図式を表現
戦略 - 戦術 - インフラ それぞれの中では、線引きできる部分があります。これは各社の事情によるため、敢えてここではしませんでした。 例えば、S1. のプランニングは全体に関わります。そしてプランニングの中で考えていくのがS2. のテスト設計であったり、S3. のブランディングであったり。
しかし、企業にとってはブランディングはDRM、あるいはマーケティング以外の活動とも連携させないといけないことがあるため、S1. + S2. との間に線引きしておく必要がある場合があります。
同様に、S4. リサーチはどうでしょうか?これは実際に、リサーチというDoを行うこともであるので、S1. ~ S3. とは別枠にように見えます。しかし、ケースによっては、他と一緒に、並行して考えていく必要がある場合もあります。 大変だな~と思われるかもしれませんが、何事も、事前に知っておくと気持ちが楽になります。ぜひ、ご活用いただければと思います。
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