前回のブログでも、少し触れましたが、元々線画の上にワンポイントイラスト+写真と言う公式はレンポジ(ストックフォト)で、リアル感、自社に合ってる感が出せた!でした。
レンポジはとても廉価で、かつ、汎用性が高いことでとっても便利です。しかし汎用性があるということは自社の商品・サービスになんか違和感、をもたらしてしまうことがある。
そこで、線画+ワンポイントイラスト+写真と言う組み合わせにしてみたら、なんと、自社に合ってる感が出てしまいました。
ところが、この方法、クリエイティブ上のことだけでなく、その商品・サービスを説明するのに、シンプルながらも情報量満載!この一枚だけでできてしまう、ということを発見してしまったのです!
1.つまらないがなくなる
つまるかつまらないか、これはとても重要です。つまらないと思われたら、それだけでもう見てもらえないからです。三段分析の例でいくと、これまでfacebookで何度か取り上げました。その際、S層、E層、P層の平面の絵を図1のように見せるだけでした。
それよりも、単純に、図2の方が楽しい感じがするかと思います。
図1
図2
※真ん中下が間が抜けたような感じなのは、ボタンの位置のため
2.説明がうるさくなくなる
商品・サービスの説明というのはなかなか難しく、殊に、弊社のような無形な場合、困難を極めます。有形なものであれば、それだけで、場合によっては説明不要です。
しかし、無形なものになると、どうしても説明が冗長になります。これはダイレクトマーケティングで説明をセミナーなどで教えていながらも、長年弊社の悩みでした。
上の三段分析の説明もそうです。この三段分析の説明、どうしても長くなります。しかしその長い説明がこの一枚だけで表現できます。
上の絵の例でいくと、まず、説明の重要さの優先順位が分かり、それぞれについて説明があるのだろう、というのがよくわかります。
有形なものであっても、分かりにくいもの、差別化ポイントをどう説明するのか?ということが起きるかと思います。その場合も、この線画による説明はとてもやりやすいものと考えられます。
3.プレゼンの技量がなくても、説明が可能となる。
私細野晴義は、プレゼンがある意味得意です。随分と昔になりますが、企画書について、あるいは企画についての本も出し、ご好評をいただきました。しかしそれは私自身がプランナーと言う職業であるからです。今の時代、あらゆる仕事でプレゼンが必要な時代です。各々の方々は、それぞれの世界のプロであって、プレゼンの技量を高めることになかなか時間を割くことは出来ません。
そんなときも、この公式による絵が一枚があれば、誰でも説明ができてしまいます。
4.例えば、この三段分析の場合
図2の三段分析について、この公式による絵を例にとれば、簡潔に、こんなことが言えてしまいます。
驚きの分析方法 →人を出すことで注目、何が驚きなのか?その後で説明をすれば良い。
まずは、S層、E層、P層に分ける →三段分析の基本であること、そこから掘り下げていくことを説明する。
S層の区切りラインは自分たちで決めるが、E層とP層の区切りラインは明確 →その理由を説明すればよい。また、単純に男性、女性などというデモグラフィックな属性による分類ではなく、その中には様々な属性を持つ人たちがいることを説明。
このように一度概要を説明すれば、図3および4のように、M層がいることの説明、8つのパタンがあることなど、束の説明ににつなげていくことが出来ます。
ご参考まで、1,2,3と、説明の要素に番号をつけてしまうことはとても重要です。
図3
図4
いかがですか?さっそく、貴社にておためしください。
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